キャプテンGUWASHI
皆さんこんにちは。ゲームミュージックが好きだ好きだと叫び続けていたら、このたび記事を書くことになりました。最初に申し上げておくと、音楽に関しては素人です。それと、文章を公の場に向けて書くのは初めてなので見苦しいところがあるかもしれません。そんな私ですが、分かりやすい形でゲームミュージックやゲームに純粋培養されていった半生記みたいになっていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。 |
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| 発売日:2004年10月1日 |
| 品番:NTCP-5001~3 |
さて、皆さんは生まれて初めて買ったCDは覚えていらっしゃいますか。J-POP、洋楽、はたまたクラシックと、数ある作品の中から初めてお金を出して買ったCDは特別な思い入れがあることでしょう。私は、このCDでした。1994年に発売された「FINAL FANTASY VIオリジナル・サウンド・ヴァージョン」です。ここから私のゲームミュージック好きとしての第一歩が始まったのです。
ファイナルファンタジー6のゲームソフト発売当時、私は小学生でしたが、ゲームソフトは持っていませんでした。当時のSFCソフトって1本1万円以上の高い玩具でしたから、余程のことがない限り買ってもらえませんでした。そこで、私がどうやって楽しんだかというと、ソフトを購入した友達の家に転がり込んでプレイしている画面を食い入るように見つめる毎日。最初は楽しいですが、やっぱり途中でウズウズしてきます。ああ悔しい!何とかして世界観に浸りたい!と悩んだ挙句に行き着いた答えがこのサウンドトラックでした。いわゆる「ファミコン」を快く思っていなかった母親にこのCDをねだったとき「ク、クラッシックのCDだよ!!ほら、3枚組でしょ!!」と苦しい嘘を吐いたのを今でも覚えています。もちろん、一瞬で見抜かれましたが、ゲーム漬けになるよりマシだろうと思ったのか、渋々買ってくれました。諦められたとも言えます。
ともあれ、購入してからすぐさまテープに録音し、毎日のように聞いて、妄想プレイをしていました。ここで、あのボスをこう倒して、魔法を唱えて、ここで敵が出てくる・・・と。何度聞いても飽きませんでした。ゲームミュージックでゲームの世界に浸れることが楽しくて仕方が無かったのです。今、私がクラシカルな曲が好きなのもこのCDが与えた影響が大きいです。この作品を通じて、植松伸夫さんという偉大な作曲家を知ると共に、ゲームミュージックという一風変わった世界へと足を踏み込んでいきます。 |
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| 発売日:1994年8月25日 |
| 品番:PSCN-5007 |
ゲームミュージックの素晴らしさを垣間見た私は、FF6と出会った半年後に『LIVE A LIVE』に出会います。7つの異なる時代が舞台となる本作では音楽も7時代ずつあり、現代、未来、西部、幕末などそれぞれの時代に合った曲が流れます。それまでゲームはひとつの世界を通して完結するものである、と思っていた私はこの作品に出会って衝撃を受けました。そして、同時にこの作品の音楽の凄さを知りました。
GA-COREでもインタビューをさせていただいた下村陽子さんが手がけられた作品です。どれもこれも名曲揃いですが、特に私はクンフー編で流れる「鳥児在天空飛翔魚児在河里遊泳」が大好きです。あれから十数年を経た今でも聞くたびにゾクゾクします。オディ・ワン・リーと戦う際の老師の名言「まだ分からんか・・・心じゃよッ!」がまぶたの裏で・・・再生・・・されるッ!
そして、外せないのがバトル曲「MEGAROMANIA」「ILLUSION...」「PURE ODIO」の3曲。この曲は今でもテンションを上げたい時などによく聞きますが、いつ聞いても格好良い!こちらはゲーム本編で非常にアツい展開の後に流れるのですが、正に決戦といった展開がたまらないです。
こちらのサントラ、長らく廃盤となっており価格も高騰していたのですが、最近は比較的入手しやすくなっているようですので、ゲームと併せて是非プレイして、聴いていただきたいです。 |
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| 発売日:1996年1月26日 |
| 品番:PSCN-5046 |
1996年にスクウェアから発売された、SFC用ソフトで、当時のスクウェアには珍しかったシミュレーションRPGです。ドラゴンに餌を与えてパワーアップさせる、というシステムが斬新で、色々な餌を与えて試行錯誤したのを思い出します。マスタードラゴンの一歩手前で成長を止めるのはお約束。
アルバム全体を通して雄雄しく、透明感のあるメロディが際立ちます。舞台が空であり、八竜と呼ばれるドラゴンをテーマにした作品であるからこその曲調ですが、当時の私にとってこの音楽は異色の存在でした。戦闘のときの音楽というと「武者震いをするようなノリノリでテンションが上がる曲」というのが私の勝手なイメージでしたが、本作の戦闘BGMは、ちょっとお洒落。ちょっとしたバーで演奏されているかのようなモダンな曲で、是非とも生の楽器で聞いてみたい曲です。そんなお洒落なイメージが漂うのに「ザコバトル」という、男気溢れるタイトル。当時はこうした直球勝負のタイトルが多かった記憶があります。ストーリーの本筋は結構暗かったり重い話が多いのですが、こうした曲が多いおかげでプレイヤー側も少し引いた気持ちで遊べるのが不思議です。
とはいえ、ゲーム中盤でスクウェアのRPG史に残る衝撃の大事件が起こります。ここばかりは気持ちが暗くならざるを得ません。私もプレイ中に「なん・・・だと・・・!?」と思わず呟いたのは良い思い出です。それでは、例の名言で締めさせて頂きたいと思います。
「サラマンダーより....はやーい!」 |
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| 発売日:1995年3月25日 |
| 品番:PSCN-5021~3 |
ここまで書いてきて、スクウェア(現スクウェア・エニックス)作品ばかりで申し訳ないのですが、当時の私にとってはゲームを買うという行為は年に一度の大イベントで、冒険をした買い物ができませんでした。長く遊べて、面白い作品というのは、もちろんスクウェア以外の作品にもあった訳ですが、当時の私の情報源は「ファミ通」ではなく「Vジャンプ」で、このVジャンプがとにかく毎月スクウェア作品を猛プッシュしていたので、綺麗に染められていったのだと思います。
さて、そんな訳で当時Vジャンプで猛プッシュされていた「クロノトリガー」は1995年に発売され、200万本を越える大ヒットとなります。発売後も幾度かリメイクされ、今なお多くのファンを生み出し、愛され続けています。ちなみに最近では2008年にリメイクされ、幾つかの新要素を加えた形でリリースされました。
クロノトリガーの音楽は、それこそ様々なところで語られているので入れるべきか悩みましたが、どうしても外すことはできませんでした。私をゲームミュージック好きにした決定的な作品です。どの曲も何度聞いても全く飽きません。オープニングから始まる冒険へのドキドキ、ワクワク、カモメの鳴き声から始まる千年祭、様々な時代を駆け抜け世界を救うクロノと仲間達に、どこか憎めない悪役たち。3枚組CDというボリュームにも関わらず、あっという間に時間が過ぎていきます。私が好きな曲として「ガルディア王国千年祭」があります。正にお祭といったムードが漂うこの曲は、最終戦の後に「星の祝祭」としてもう一度別のアレンジが加わった形で流れます。「ガルディア千年祭」は作中では昼間に流れ「星の祝祭」は夜に流れますが、聞いているとノスタルジックになってしまいます。「星の祝祭」の後には「エピローグ~親しき仲間へ」「遥かなる時の彼方へ」と続き、物語は終わっていきます。それは、まるで「クロノトリガー」という盛大なお祭が終わってしまうかのような寂しさを含んでいて、思わず泣きそうになってしまいます。 |
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| 発売日:1997年1月21日 |
| 品番:SSCX-10008
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それまでのFF作品とは一味違い、無骨で重厚かつ複雑なストーリー展開を見せた、シリーズ史上最大の異端児とも言えるFinal Fantasy Tacticsの作曲を担当されたのは、崎元仁さんと岩田匡治さんのお二人です。こちらについては、作品そのものがまず好きで、その後に音楽を好きになるという、私にとっては変わった出会いをした作品になります。
発売当時中学生の私にとってこの作品との出会いはもはや運命的と言っても過言ではありませんでした。中学生にありがちな反抗期をこじらせた病(巷では中二病と呼びますね)の真っ只中にいた私は、FFTをプレイして共感せざるを得ませんでした。ええ、アルガスに。
恐らくスクウェア作品の中で「イラッとくる悪役ランキング」があれば、かなり上位に食い込むであろうアルガスですが、自分の生まれに負い目を感じていたり、貴族でありながら平民と分け隔てなく接する主人公ラムザを嫌い、切り捨てようとする姿勢は当時の青臭い私には共感できる存在でした。
近年、PSPでリメイクされた折には追加シナリオで完全に小悪党になってしまう彼ですが、アルガスの「家畜に神はいないッ!」という台詞を思い出すたびに「Trisection」が流れます。囲んでボコボコにした記憶も思い出します。そんな私が好きな曲のひとつに「Bland Logo~Title Back」があります。「石」というキーワードにあわせた意味深なモノローグと演出はこれから始まる未知の冒険を予感させるようで、起動させるたびについつい見てしまいます。
複雑な人間ドラマを基に、国と国のぶつかり合いを濃密に描いた作品にぴったりな盛大かつ壮大な音楽は、オリジナル作品発売から10年以上経った今聞いても全く色あせない仕上がりになっています。
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| 発売日:1996年5月22日 |
| 品番:VICL-2169 |
1996年に稼動を開始したこちらの作品は、最大4人で遊べるベルトスクロールアクションで、私がゲームセンターに入り浸ることになったきっかけの作品になります。
当時、ゲームセンターは格闘ゲーム一色でした。SNK、カプコン、コナミ、SEGA・・・各社からこぞって格闘ゲームが開発され、ゲームセンターを華やかにしていたのはこの頃だったと思います。格闘ゲームが苦手な私に先輩が遊び方を教えてくれたのがこの作品でした。ファンタジーを基調としたデザインに、連続技や魔法など、その魅力的なシステムの数々に見事にハマり、幾ら投資したかはもう覚えていませんし、出来れば考えたくないほどお金を注ぎ込みました。最低でも中古車買えるぐらいは使いました。
この作品、どの曲もテンションが上がるので楽しいのですが、特筆すべきは「奇襲」と「重戦車ジャガーノート」です。初心者が確実に詰まるであろう、2面のメインテーマは私の心にも深く傷を残しました。「マンスコーピオンもダークウォーリアー(共に2面のボス)も強すぎる!バランスおかしいだろ!!!」と嘆いた人は全国に1万人はいたかと思われます。1コインクリアが出来るようになった今聞いてみれば「闘争心溢れる珠玉の1曲だなあ」なんて優雅なコメントを残せますが、当時は朝から晩まで飽きるほど聞いていたので、夢の中でもかかってました。
こちらの音楽、「モンスターハンター」や「デビルメイクライ」のコンポーザーでおなじみの甲田雅人さんが手がけていらっしゃいます。そういわれてみるとモンスターハンターらしいファンタジックな曲も幾つかありますね。モンスターハンターのルーツが探れるかもしれない、貴重な1枚です。 |
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| 発売日:1999年4月21日 |
| 品番:SSCX-10031
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ある国の王子と、親子3代に渡る宿敵との戦いを軸に展開し、歴史を選択するのではなく、歴史を追うことで裏側に隠されたドラマを読み明かしていく作品。水彩タッチの淡い絵と、穏やかな曲が印象的でした。こちらのサントラも3枚組です。スクウェアのサントラは3枚組のものが多いですね。
サガシリーズの楽曲といえば、やはり頭に浮かぶのはイトケンこと伊藤賢治さんですが、今作は濱渦正志さんを起用しており、一風変わったサガの世界を堪能することができます。
濱渦さんはそれまでにも幾つか曲を手がけられていましたが、私が「濱渦正志」というコンポーザーを知ったのは、この作品が初めてでした。静かで穏やかな曲調と流れるようなメロディに一瞬で虜になりました。特に私がオススメしたいのが「Rosenkrantz」です。抜けるような青空と、少しひんやりとした空気の朝の町並みを連想させるような清清しい曲は、聞いているだけでうれしくなります。他にも「Roman」など、バラエティに富んだ曲が沢山ありますが、どれも清涼感のある気持ちのいい曲で構成されています。そして、サガシリーズといえば外せないバトル曲。イトケンさんの脳髄を直接刺激してくるようなゴリゴリで派手なバトル曲も勿論好きですが、濱渦さんの静かにふつふつと燃え上がるような熱い曲は、イトケンさんの曲とはまた違う良さがあります。
このアルバム、今でも私の散歩のお供として大活躍中です。晴れた日の、朝の比較的早い時間帯に散歩しながらこのサントラを聞いていると、今日もいい日になりそうだなあ、とウキウキしてしまいます。それだけ聞いていて楽しいゲームミュージックというのも、中々ないんじゃないかな、と思います。
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| 発売日:1997年12月22日 |
| 品番:KICA-5002~3
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高校に上がり、アルバイトも始めた私はこの頃からゲームを買う選択肢の幅が格段に広がります。毎月ゲームを2、3本買って、それをしっかりクリアしていたのだから勉強はさっぱりでした。家族とご飯を食べているときに「あんた、高校生の頃もっとがんばっていれば・・・」って良く言われます。さて、そんなゲーマーとしては遅咲きの私が最初に買いあさっていたのがRPGでした。それまでスクウェア作品のRPGばかりを遊んでいたので「他社のRPGも遊んでみたいなあ」と思ったのがきっかけです。そして私が初めて買った他社のRPGが、この「グランディア」です。ちなみに、PS版を購入しました。
斬新なシステムと抜群のバランス調整に裏打ちされた王道のストーリーは、RPGに食傷気味だった私にとって、とても新鮮でした。曲を聴いていると、主人公ジャスティンと共に冒険した日々を思い出します。
グランディアを象徴する曲として「世界の果て」という楽曲があります。これは「世界の果て」と呼ばれる巨大な岸壁を乗り越え、未知なる世界に踏み出す際に流れる曲です。この「世界の果て」という場所がゲーム内ではとても厳しく、長い場所で、自分自身が体験した「壁」と重なります。苦心の末乗り越えたシーンは何度見ても涙腺が緩んでしまいます。
グランディアは高校生の多感な時期に出会えたことを感謝したい作品です。つらいときや苦しいときに思わず手を伸ばしてしまう、そんなサントラです。 |
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| 発売日:2003年3月19日 |
| 品番:SCDC-00250~1
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2002年にゲームキューブで発売された「ゼルダの伝説 風のタクト」のサウンドトラックです。トゥーンレンダリングで描かれた独特のグラフィックから話題を呼び「猫目リンク」などと呼ばれて親しまれていますね。さて、ゼルダの伝説のサウンドといえば外せないのが、近藤浩治さんです。親しみやすく、心に残る素晴らしいサウンドは風のタクトでも健在。サブタイトルにもあるように吹き抜ける風のような心地良い音楽が揃っています。まずは1曲目の「タイトル」ですが、民族音楽のような楽しいリズムが、これから始まる旅への予感を感じさせます。少しずつ音が増えていって曲が完成していくのも、本編の内容を少し含んでいてニヤリとさせてくれます。また、作品の中で実際にタクトを振るって演奏する曲たちもしっかり演奏されているのがうれしいですね。
私のオススメは2曲ありまして「風神の唄」と「地神の唄」の2曲です。メドリとマコレという2人の登場人物と旅をする際にリンクがそれぞれタクトを振ると奏でられる曲ですが、風のタクトらしい穏やかで優しい曲です。他にもゼルダシリーズならではの曲も多数収録されており、聞き応えのある作品に仕上がっています。ゲーム本編もサントラも、是非一度手にしていただきたいです。 |
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| 発売日:2007年3月14日 |
| 品番:CPCA-10181~2
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ご存知カプコンの人気作、モンスターハンターより初めて発売されたサントラです。このゲームには色々思い出がありまして、書き出したらキリがないんですが、私の人生を少しダメな方向に傾けてくれた作品であることは間違いないです。1作目の発売当時は私の周囲でも「モンスタハンターやりすぎて留年した・・・」などの阿鼻叫喚を聞くことができました。大人から子供まで、多くのゲーマーたちを虜にしたこの作品の魅力の一つに、その音楽の素晴らしさがあります。
未開の地に踏み入れたときのドキドキやワクワクを目一杯詰め込んだ「Monster Hunter」や魂を揺さぶるような「英雄の証」など、名曲揃いです。なんといっても、このアルバムには初代モンスターハンターの舞台である、ココット村の音楽が収録されています。シリーズ毎に何度か舞台を移しているモンスターハンターシリーズですが、個人的にはココット村の音楽がダントツで好きです。不思議な怪しさの漂う村の雰囲気が良く出ています。
そんな粒ぞろいのこちらのアルバム、非常に残念なのが各種ボス曲がメドレーになってしまっている点です。私は「オオナズチ」の曲が静と動がはっきりしていて好きな曲なのですが、とってもいいところで終わってしまうが残念で仕方ありません。聞いているだけでテンションが上がってしまう、各種ボス曲を聴きたい方は後に発売されている「狩猟音楽集2」をオススメします。 |
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| 発売日:2003年8月20日 |
| 品番:TOCT-25125
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MOTHER2を初めて遊んだのは小学生の頃でしたが、一番最初のボス、シャーク団の「フランクさま」が倒せなかったので投げ出してしまいました。その後、1と2が収録されたGBA版を見つけて「ためしにもう一度やってみるか。」と購入しました。大学の図書室で休み時間にプレイしていたのですが、見事に号泣しました。初プレイ時には辿りつけなかった町や敵、そして心に直接呼びかけてくるシナリオとキャラクターのことばたちはストライクど真ん中でした。そりゃあ、ゲーム画面見つめて泣いてる私を見て、隣に座ってた学生(知らない人)も席移動しちゃいますよね。
さて、そんなMOTHERの1と2のサウンドが詰まった贅沢なサントラはムーンライダーズの鈴木慶一さんをはじめとした豪華なコンポーザー陣に、GA-COREでもインタビューをさせていただいた松前公高さんなど、これまた豪華なアレンジャー陣によって作成されました。どの曲も聴いているだけでゲーム内の思い出が蘇ってきます。何時間も聞き続けた「自転車のテーマ」や、音楽が聞きたいが為にずっと立ち続けた「Snowman」、最高の演出に何度もセーブを読み込んだトンズラブラザーズのステージ、そして涙を流しながら聞いた「スマイル アンド ティアーズ」など、少年時代に帰ったような、懐かしさがぎゅっと詰め込まれた作品です。
まさにおとなもこどももおねーさんも、たくさんの人たちに聞いて欲しいサントラです。 |
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| 発売日:2002年7月10日 |
| 品番:TOCT-24808
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とある星に不時着したオリマーがピクミンと協力して星から脱出するAIアクション、愛らしいキャラクターとインパクトのあるCMで当時世間を賑わしたピクミンのサントラです。
アルバム全体を通して不思議な魅力に包まれている1枚ですが、あまり主張しない控えめな音楽が目立ちます。ゲームの音楽というと様々な役割がありますが、そのひとつにプレイヤーの行動や周りの出来事を静かに引き立てる、というものがあると思います。このサントラはまさにそんな1枚で、耳にすんなり入ってきたかと思えば留まらずにスッと抜けていくような、自然な仕上がりになっています。ゲーム内では水の流れる音や星に生きる原生生物の鳴き声なども加わり、なんともいえない不思議な気持ちにさせてくれる曲たち。最後までのんびり、まったりと聞かせてくれます。
ボーナストラックには当時話題になったCMソングも3パターン収録されています。 |
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| 発売日:2008年10月22日 |
| 品番:KDSD-00235
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2003年にSCEより発売された、ホラーアクションゲーム。2003年のゲーム発売から実に5年のときを経て、サントラが発売されました。ホラーゲームといえば西洋を舞台にしたものが多いですが、こちらは近代の日本が舞台で、基本的には戦うことを知らないプレイヤーたちを操作する和風ホラーとなっています。そんな作品のサントラということで、えー・・・「オススメです!」とはなかなか言えない1枚です。
こちらのサントラ、全部で30曲収録されています。プレイした方ならお分かりかと思いますが「30曲も音楽あったっけ・・・?」と首をかしげてしまう曲数です。しかし、実際に聞いてみると思い出される狂気と恐怖の数々。9曲目の「羽生蛇村小学校折部分校II」などは、延々と追い掛け回された嫌な思い出しか蘇ってこないです。SIRENをプレイしてから、夜の学校が一層怖くなりました。
帯に「絶望のサウンド」と銘打ってあるだけあって、聞いているとじんわりと嫌な気持ちになっていき、少しずつ暗闇に引きずりこまれるような不気味なサントラです。帰り道などに聞いているとすれ違う人がみんな屍人(ゲーム中に出てくる敵)なんじゃないかと錯覚させてくれる狂気の1枚です。決して万人に受け入れてもらえるとは思いませんが、SIRENを遊んだ方なら聞いてみて損はありません。11曲目の「宮田医院」なんかは聞いてるだけであのいやーな病院を思い出します。中庭とか最高に最悪です。SIRENを象徴する名曲(?)「奉神御詠歌」もばっちり収録されていますよ。 |
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| 発売日:2006年3月31日 |
| 品番:CPCA-10166~70
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怖いゲームのサントラの次は夢のあるサントラを、ということで2006年にカプコンから発売された大神のサントラです。なんと5枚組で333分もの超大作です。ゲームのサントラは3枚組などの作品は多々ありますが、5枚組という作品は私も初めて手にしました。
ゲームの内容と同じく曲はすべて和風ですが、楽器は和楽器だけに留まらず、ピアノやヴァイオリンなども使われており、楽曲の持つ表現の幅を広げています。私が特にオススメしたいのはフィールドで流れる曲。広大なフィールドを駆け巡る曲を「和」のテイストで表現するとこうも素晴らしいものになるとは思いませんでした。疾走感と情緒あふれる楽曲は、何度聴いても心に染みわたります。そして、4枚目に収録されている「Reset」という楽曲。ゲーム内で聞くことのできる印象的な曲ですが、聞く度にゲームのいろんなイベントを思い出して、胸が熱くなります。今年の8月に開催されたPRESS START 2009というイベントではこの曲をオーケストラと和楽器の構成で聞くことができたのですが鳥肌が立つような素晴らしさでした。
発売から少し経ちましたが、今年の10月にWiiで再発売が予定、更にNintendo DSで続編も製作中ということで、まだまだ勢いは衰えないようです。 |
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| 発売日:2003年6月21日 |
| 品番:STF-0012 |
アーケードから始まり様々な機種で発売されている「もじぴったん」シリーズの楽曲が詰め込まれた、まさに珠玉の1枚。パズルゲームのサウンドというと、プレイヤーの思考を邪魔しないものや、焦らせるような曲が多いように思いますが、こちらのサントラはプレイヤーの思考邪魔しまくりの1枚です。
と、いいますのもボーカルの入った曲が多く、とても覚えやすいのでついつい口ずさんでしまうんですよねえ。自転車を漕ぎ出したくなるような爽やかなテクノ調の曲たちはどれもオススメですが、特に「じゅもんをあげるよ」は元気になれるお勧めの1曲です。Wiiウェアで発売された「ことばのパズル もじぴったんWii」のエンディングで流れる曲ですが、なんてことない歌詞なのに不思議な魅力があって元気をもらえます。私は気持ちが暗くなってしまったときなどによく聞いて、モチベーションを上げています。
ゲームをプレイしている最中は鬱陶しく感じてしまいがちな曲たちも、CDで聞くと楽しく聞けますので、是非聞いてみてください。 |
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| 発売日:2008年11月26日 |
| 品番:SVWC-7592 |
2007年に第1作が発売され、その独特の空気と中毒性から2008年に続編が発売された作品。サントラは続編であるor2の発売とほぼ同時に発売されました。作品全体がパロディとオマージュに満ち溢れているだけあって、サントラも遊び心満載で、開ける度にニヤニヤします。タイトルからして「ジャイアントリサイタル」という「ボエ~!!」という声がどこからともなく聞こえてきそうなタイトルです。ジャケットもどこぞの空き地を模したつくりになっています。わたしは2から遊び、クリアした後に1を買う、というやや変則的な出会いをしてこの作品ですが、2作合わせて150時間ほど遊んだかと思います。どっぷりハマりました。というか終盤の難易度がものすごく高くて、何度も何度もやり直した結果でもあります。2については攻略中にPSPを踏んづけて壊したので、結局まだクリアできてませんが、100時間以上遊ぶと音楽も耳から離れないレベルになっており、出勤するときに何度かタイトル画面の「テッテケテー」(すべてのはじまり)が聞こえてきたことがあります。
さて、そんなリコーダーや鍵盤ハーモニカなどの楽器をふんだんに使った素敵な名曲たち。あたたかさと懐かしさが混ざったような曲は、小学校の頃に音楽の授業で演奏したかのような不思議な魅力があります。鼓笛隊のような音楽は年を取るほど味わい深い音になりますが、なんとこちらの演奏は全てスタッフの方々による演奏だとか。「ヘタウマを表現したいから」という理由でスタッフ自らが演奏することになったようですが、味があって親しみがもてるサウンドになっています。 |
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| 発売日:2008年4月2日 |
| 品番:SBPS-0012~4 |
2008年に任天堂より発売されたニンテンドーDS用ソフト。ジャンルはアクションRPGです。発売日前から色々と情報を聞いていてなんだか気になっていたところ、クロノ・トリガーのコンポーザー、光田康典さんがサウンドを手がけているということを知り、まずはゲームを購入。一通り遊んでサントラを購入しました。
ゲームをプレイしていてもサウンドの滑らかさには驚かされ、素人の私でもどれだけ大変だったのか、と思わずにいられない音楽たちは、やはり苦労の末に作られたと、ライナーノーツに書かれています。DSの性能を極限まで引き出したというソーマブリンガーの音楽は躍動感にあふれています。
タイトルで流れる「Soma Bringer」は静かで、少し切ない旋律ですが、どこか力強さを感じさせます。そのままスタートボタンを押すと颯爽と流れる「世界を翔る者」が画面の中の主人公たちのみならず、プレイヤーにも勇気を分けてくれます。と、このまま全曲解説していきたいところですが、全部で59曲ありますので、詳しくはCDを手にとってください。
私がこの作品でオススメしたいのが「リングタワー」という曲です。ゲーム終盤のダンジョンで流れるこの曲がシナリオとリンクしていて大好きです。少し哀しげな曲ですが、テンポは緩やかではなくむしろ早いぐらい。ゲーム内でこの曲がかかる頃にはシナリオは大詰めを迎えていて、焦燥感の漂うあたりなのですが、限界まで不安を募らせるようなBGMが終盤で突然優しく、儚げな旋律へと変わります。このBGMとシナリオのシンクロっぷりに、プレイしているこちら側もドキドキしてきます。
このサントラを聞いて、少し下火だった自分の中のゲームミュージック魂が再燃しました。「ゲームミュージックってやっぱり素晴らしい!」と再認識できたサントラです。 |
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| 発売日:2007年5月30日 |
| 品番:SQEX-10098
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サガフロンティア2で私に衝撃を与えてくれた濱渦正志さんのセルフプロデュースアルバム。ご自身が手がけた数々の名曲を中心にピアノとストリングスで新録したこちらのアルバムは、26曲収録されたボリュームいっぱいの1枚になっています。
この頃、生意気にもクラシックをぼちぼちと聞くようになっていた私は、色々なクラシックのCDを手にしますが、曲と作品の膨大さから自分にハマる1枚というのが中々見つけ出せずにいました。じゃあゲームミュージックで探せばいいじゃないか、と安易な考えに走った私が手にしたのがこのアルバムです。26曲のうち、新しく書き下ろされた曲が13曲、アレンジされた曲が13曲という構成。どうしても後半の13曲ばかり聴いてしまう私をお許しください。
アレンジ曲の中でもやはり「サガフロンティア2」のアレンジ曲はどうしても思い入れが強くなってしまいます。「Zufall」「Botschaft」「Interludium」「Feldschlacht V」の4曲という私にドンピシャなアレンジ曲たちは原曲とはまた違う感動を私に与えてくれました。というわけでこのアルバムの影響で、その後私はヴァイオリンを習うことになります。いつか「Feldschlacht V」を演奏する日を夢見て! |
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| 発売日:2008年2月6日 |
| 品番:KDSD-20009~10 |
私の記憶が確かなら、海外製のゲーム、いわゆる「洋ゲー」を初めて触ったのはSFC版「ドラッケン」だったかと思いますが、ドラッケンはプレイして暫くの沼にハマったところで投げ出しました。そんな私が、初めて洋ゲーを完全にクリアし、サウンドやシナリオに感動したのはこの「Halo3」でした。私、恥ずかしながら1と2はプレイしておらず、いきなり3をプレイしたはぐれ者ですが、3からでも十分楽しめました。海外のゲームは主観視点でプレイするゲームが多いだけあって、物語の主人公になったかのように錯覚します。更にそこにドラマチックな演出とサウンドが加わり、完全無欠のヒーローになった気分。日本と海外で異なる発展をしてきたゲーム。それまで国産ゲームばかりやってきた私にとって海外ゲームの数々の仕掛けや演出の仕方はなるほどなあ、と感心しきりでした。
さて、Halo3の音楽は壮大な音楽が色々な場面でプレイヤーを鼓舞させてくれます。特にDisc2の曲は1曲目からクライマックスで、自分のマスターチーフが弾けとんだり、崖から落ちたり、不意に頭を出したら打ち抜かれたときの記憶が走馬灯のように思い浮かびます。3曲目の「One Final Effort」はこの作品のメインテーマと位置づけられている曲で、ゲーム内では超大型のボスと対決する際などに流れます。この曲をバックにボスと対決というドラマチックな演出が感動的で、まるで映画を見ているようでした。少し前までは輸入版しか入手する方法が無かったようですが、昨年2月に国内向けのものも発売されております。 |
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| 発売日:2009年5月27日 |
| 品番:KDSD-00290~1 |
20枚にわたるアルバムレビューも、いよいよ最後の1枚です。最後にオススメしたいのがこの「FRAGILE ~さよなら月の廃墟~」のサントラです。今年の1月にWii専用ソフトとして発売され、5月27日にサントラが発売されたこちらのタイトル、手嶌葵さんの唄に乗せた印象的なCMを御覧になった方もいるかもしれません。
暗がりの朽ちかけた建造物の中を懐中電灯片手に探索する廃墟探索ゲームということで、音楽も雰囲気を邪魔しないように静かな音楽が多用されています。淡い月の光が差し込む廃墟のように、静かでやわらかい音楽たちは、暗くてじめっとした廃墟を探索するプレイヤーの不安を拭い去ってくれます。中でも公式サイトでも流れているメインテーマ「すべての人たちへ」という曲はFRAGILEの世界観を1曲で表現している見事な曲だと思います。誰もいない世界で目を覚ました主人公の孤独と不安、広大な景色の中佇む一人ぼっちの自分、そんな中で見つけた一人の女の子への希望、と3分ほどに色々な感情が詰まっている曲です。
私は一人で出かけたり遊んだりするのが好きでして、お休みの日は殆ど一人で過ごすのですが、遠くへ出かけた後の帰り道などに、急に寂しさに襲われたりするときがあります。「なぜこんなに沢山の人がいるのに、今の自分は一人ぼっちなんだろう」とか「このまま誰とも触れ合わなかったら将来はどうなるのかなあ」とか中々恥ずかしいことを一人で考えるのですが、FRAGILEのサントラはそんな気持ちを表現してくれているような気がします。
一人が好きなクセに、孤独が嫌いな人に勧めたいアルバムです。 |
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